SSブログ

切迫早産で入院 [昔話]

と言っても去年の今日の話。

これからの文章は去年の今日の日記です。
妊娠25週目。
(文章中の「妖精さん」は夫の通称です)

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

起きてから少し昨日の支度の続きをして、
妖精さんと食べる最後の朝食。

起きているハムたちに挨拶をした。

13:00~入院なので12:30くらいには入院手続きをしなければいけない。
妖精さんと11:00ちょっとまえに出かけて
病院方面のお店でランチを食べた。

病院の入院受付に行って、手続きをする。
自分の住所や名前、緊急連絡先・保証人を記入して
入院先の周産期センターに行った。
最初にNSTをつけてデータをとりながら
入院に関しての説明や質問を受けた。

その後は、入院する部屋に案内されて
荷物の整理をした。
部屋は思ったよりも広くて大部屋だけど3人部屋。
のちに挨拶してわかったが自分以外は産後の方たちなので
しばらくすれば退院しちゃうんだな。

ひとりは子宮頸管無力症で3ヶ月も個室で点滴入院をしていた人。
うでが点滴のあとでいっぱいで痛々しかった。
今回のお子さんは入院中点滴していた関係でなにか影響がないか
NICUで様子を見ている感じだ。

もうひとりは今回初産だけどこれまでに2回流産しているらしい。
それぞれ苦労しているんだなっておもった。

今日はいろいろな検査をした。
NSTのあとはおりもの検査と子宮頸管の長さを測ったりした。
内診は痛いから嫌い。

そのあとは超音波。

先週よりはマシになったかなーってかんじだけど。

17:00くらいから担当医とエコー専門の先生・妖精さんとマサッキーで先週よりもさらに詳しい説明を受けた。

内容はさらにシビア。
簡単に言えば、おんなのこを最優先にしておとこのこを見殺しにしちゃうか
2人の命を尊重して・・・でも2人とも危険にさらすかというものだった。

女の子の方は腸が途中までしか通ってない。
十二指腸閉鎖。
予定日近くまでおなかの中で育てて出産後、なるべく早く手術をすれば完治する確率は高い。

男の子はできるだけ早く外に出してあげれば
命が助かる可能性が高い。
長くおけばおくほどあちこちに障害がでてしまうだろう。
最悪・・・死んでしまう。

なぜ、こんなこのとになってしまったのだろう?
どうしてこんな選択肢しかないのだろう?
ふたりとも健康でっていうのはそんなに贅沢なことなの?

説明中、なみだがボロボロ流れてきた。

病室に戻って妖精さんとしばらくだまって2人並んで座っていた。
泣きじゃくるマサッキーの肩を妖精さんは黙って抱いていた。

-------------------

説明から泣いてもどったおかげで
同室の人に心配されて話しかけられることとなった。
今置かれている立場は全く違うけど
話すことで少し気が楽になった。

-----------

食後、またNST。
うーん。
ちょっと飽きるかも。
相変わらず胎動でデータがボロボロなのだ。

明日から漢方薬が追加になった。
血行をよくして少しでも胎盤の血流をよくするためだ。

木曜日には羊水検査。
これ以上、不幸なことは起こらないよねって信じたい。


2005-11-29 16:46  nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:育児

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。